音楽鑑賞について

 

  本当に音楽は心を癒してくれます。

うれしいときにはマイスタージンガー前奏曲、

悲しいときにはジークフリートの葬送行進曲、

イライラを吹き飛ばしてくれるマーラーの交響曲、

心を弾ませてくれるのはモーツアルト、

やるせないときはメリーウイドウのワルツ、

リズムに酔いしれたいときにはストラヴィンスキーやマイルス・デイビス、

車の中なら70年代のフォークソング、

美空ひばりの「川の流れのように」も実に素晴らしい名曲です。

オペラも実に楽しいものです。

最近はDVDやBDで対訳付きで見られるのは実に素晴らしいです。

「魔笛」の怪物や夜の女王、「カルメン」(美人のカルメン見てみたいですが....) 

「アイーダ」、「ローエングリン」、「ニーベルンクの指輪」、

「トリスタンとイゾルデ」、「トスカ」、「バラの騎士」、「サロメ」などなど,

今まで日本でなかなか見られなかった舞台が我が家で

ゆっくりと見られるのは最高の幸せです。

2005.3.23

メトのライブビューイングの「リング」は結構原典に忠実で歌手も良く充分に楽しめましたが、

2014年ののバイロイト演出はガッカリです。ネズミだらけのローエングリンは見たくもありません。

もう、バイロイトに行く必要すら感じていません。

2014.828


           

          

  オーデイオについて

“音楽のためにオーデイオあり”これが私のオーデイオ論です。

  楽譜に書かれていることを如何に演奏するかが演奏家なら、

オーデイオは録音されているものを如何に忠実に再現するかにあると考えています。

何が忠実なのかは難しいことですがマーラーやブルックナーのような

巨大な音楽を再生するにはそれだけの装置でないと

その真の音楽は伝わらないように思います。

その意味でもオーデイオは非常に重要な  再生装置だと思っています。

私の理想の音は大阪のシンフォニーホール(1階正面)もいいのですが、

旧大阪フェステバル ホールの2階の前列の音す。

ここではオーケストラの音が正面からと上の方からまろやかに混ざって

実に柔らかな響きを聞かせてくれます。

この音に近付くために.........

1997.3.10


2013年、新大阪フェスティバルホールのオープニングコンサートに行きました。

すっかりモダンになった建物にワクワクしながら。

大フィルのマーラー「復活」最前列で聴きました。

なんともしっくりこない、パサパサした音です

これはまだ、出来立てなんだ、最前列ではわからない、

自問自答の音でした。

その後、ミョンフン・フランス国立Oの「幻想」、

ラトル・ベルリンフィルの「春祭」など1階中央の席で聴きましたが、

音が拡散して響いて来ず、まるで野外ホールで聴いているような

不満ばかりが募るなんとも失望のホールになっていました。

もうここへは来ない!

と決意したのですが、改善しているかもと?

バッテストーニ・大フィルのローマ3部作や

ムーティ・シカゴ響のブラームス1番.2番に行ったのですが

全く変わらず、響かないホールであることを確認しただけでした。

それ以来私にとって、フェスティバルホールは無くなりました。


2019.10.


2016年に京都会館改めロームシアターに生まれ変わったこのホール

以前よりはよく響き、各楽器の音もよく聞こえるようになりました。

但し、声は大変よく通りますがオケはキンキンした優雅さのない響きです。

同じ敷地に無理やり改造したため、座席は狭く、ホワイエといえるものも無く、

幕間に歓談する場もないお粗末な出来に京都市民としては恥ずかしい限りです


2016.4

 

       

2009年からやっと真空管から脱し、永年使っていたマランツ7を

DENON PMA2000SEに替えしばらく聴いていましたが

どうしてもマランツが欲しくなり、
PM10を購入、

スケール感のある

柔らかなホールトーンを楽しんでいます。

2017.4.30..

 

 

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